臨床心理の院生はどんな生活しているの?

   

こんにちは、かねごんです。

今年度の4月から、臨床心理士第一種指定校の大学院1年生に復学しました。

 

約半年前に書いた記事では、臨床心理の大学院生の時間割はどうなっているか、について書きました。

臨床心理の院生の生活はどんなの?時間割を見てみよう

 

今回はその続編として、

院生は講義以外の時間に何をしているのか

という疑問に答えてみたいと思います(^^)

臨床心理士指定校の大学院生活をイメージしたい人必見!

 

✔臨床心理士の資格が取れる大学院に行きたい!

✔講義以外の時間は何してる?バイトできるの?

✔休みの日は何してる?

 

こんなことが気になっている方!ぜひ読んでみてください。

 

院生(修士1年前期)の空き時間はこれだけある

4月から7月まで(前期)の私の1週間の時間割です↓

赤線で囲ってある部分が、講義のない時間。いわゆる空きコマです。

 

ちなみに後期の時間割は、もっと空きコマが多くなります。

時間割

 

※プライバシー保護のため、曜日・講義名を適宜修正しています。

 

日中の空きコマ見ると、大学のときよりも多いように見えますね。

もちろん講義の予習復習に時間として使いますが、予習復習以外にもやるべきことはたくさんあります。

 

院生は平日の講義以外に、主にこの4つのことをしています。

・大学院のカウンセリング機関の業務をする

・学外実習に行く

・実践や研究の知識や技能を蓄える

バイトする

 

それでは、この4つの内容について詳しく紹介していきますね。

 

大学院のカウンセリング機関の業務をする

臨床心理士指定の大学院には、院生が実践経験を積むためにカウンセリング施設が設けられています。

その施設で一般の方に来てもらい、カウンセリングを続けていくためにさまざまな仕事が与えられます。

 

つまり、院生になる=カウンセリング機関にの社員になると思ってもよいかもしれません。

社員になったからには、業務が任されます。

 

それでは、その業務を具体的に見ていきましょう!

 

かとりーぬ
院生ならではの用語もあるし、簡単な説明もするね!

 

電話受付・電話相談

院のカウンセリング機関では、

・初めてカウンセリングの申し込みをするとき

・次回のカウンセリングをキャンセルするとき

などの電話対応をしています。

 

院生は、電話の受付業務のシフトが定期的に回ってきます。

 

かとりーぬ
電話受付のときからカウンセリングが始まっているとも言えるから、大切な仕事!

 

また、電話口で直接相談を受け付ける大学院もあります。

 

頻度は大学院や同級生の人数にもよりますが、月に3~4回程度です。

 

面接の陪席

別のカウンセラーが行うカウンセリングに記録係として同席することを陪席と言います。

 

かとりーぬ
他の人がどんなカウンセリングを行っているのかを見られる貴重な時間!

 

これも大学院によると思いますが、2、3ヶ月に1回ペースであります。

 

ケースを担当する

自分の担当するクライエントさんとの定期的にカウンセリングをすることをケースと言います。

 

カウンセラーとしての責任を持って、クライエントさんに会っていくことになります。

 

頻度は、1人のクライエントさんにつき、週1のペースであることが多いと思います。

 

ケース記録を書く

週1回のケースをした後は、カウンセリングの中でお話ししたことを文章にします。

この記録を1回1回書くことで、自分とクライエントさんとのやりとりや関係を振り返ったり、次回のカウンセリングに向けての準備したりします。

 

つまり、これも頻度は1人のクライエントさんにつき週1回

 

カンファレンスの資料を作る

他のカウンセラーや先生から意見を聞き、今後の方針の検討をする会議をカンファレンスといいます。

カンファレンスの際、自分以外の人にもこれまでのカウンセリングの流れを知ってもらうために、毎回書き重ねた記録の要所を抜き出した資料を作る必要があります。

 

大学院や人数にもよりますが、半期~1年に一度くらいのペースでやる業務ですね。

 

学外実習に行く

学内での業務と別に、大学外で実際に実習生として働いたり、手伝ったりします。

 

実習先は、

  • 代々引き継いできたところ
  • その大学付属の病院や学校

など大学院によってさまざまです。

 

どんな実習先がある?頻度は?

実習先として、聞いたこと・体験したことがあるのは

  • 病院で心理検査
  • クリニックで診察の陪席
  • スクールカウンセラーお手伝い
  • フリースクールお手伝い
  • 電話相談
  • 復職支援

などなどで、基本的にこの中の2ヶ所以上の実習先に行くことになります。

 

頻度はそれぞれの実習先によってばらばら。

週2、3回のとこもあれば、通算5回以上行けば実習として認められるところもあります。

 

公認心理師資格も取ろうとしている人は注意!

ここでお話ししているのは、臨床心理士試験の受験資格をもらうための実習です。

 

公認心理師試験の受験資格をもらうためには、かなり多くの時間の実習(修士課程の2年間で450時間以上!)が必要とされています。

 

2018年度入学した公認心理師の資格取得予定の院生は、臨床心理士の実習よりも行く頻度も実習先の数も多くなっています。

 

お給料はもらえるの?

実習先によってはお給料が出るところもあります。

 

かねごん
実習生で給料出るんは、めちゃくちゃありがたい…!!

自分の知識、技能を蓄える

院生になったら必ずしなきゃいけない!

というわけではないですが、より適切なカウンセリングをしていくために自分の知識や技能を蓄える必要もありますね。

 

学会や研究会、勉強会に参加する

実習や講義以外に自分の知識や技能のために学会研究会勉強会に参加することもあります。

学会や研究会は、土日に開催されることが多いです。興味のある学会や研究会などの情報は、自分で掴みにいく必要があります。

 

また勉強会として、同じ大学院の仲間や先輩後輩と一緒に学ぶ機会を作ることも。

 

集中講義を受ける

平日の通常講義以外にも、集中講義として

  • 土曜日の丸1日を数週間に分けて
  • 夏休みの4日間連続で

などの日程で講義が開催されることも。

 

集中講義は自主的に受けるか受けないかを決められます。

自分の研究室以外の教授や他大学院の教授の講義を受けられることも多いので、貴重な機会ですね。

 

研究を進める

修士論文を書くために、研究のアイディアを出したり、実験や調査を進めていく時間も必要です。

 

バイトをする

大学院に入る前は

 

かとりーぬ
バイトする時間ってあるの?

と気になる方も多いのでは?

 

その答えは…

かねごん
やろうと思ったらできる

です。当たり前ですね。笑

 

気力の問題だけでなく、時間的にも大学院の生活に慣れれば、空き時間を作れるので、バイトする時間はあります。

 

 

 

かねごん
私が思うベストな方法は、お給料がもらえる実習先に行くこと!

 

ただ興味のある実習先=お給料をもらえるところ、とは限りません。

だから全く臨床心理学関係のないバイトをする人もいますよ。

 

また臨床心理の大学院ならではの求人やバイトの募集に応募するという手もあります。

 

院でやるべきことってなんだっけ?

ただ、バイトする前に考えて欲しいことがあります。

それは、臨床心理の院に来てやるべきことは何か

 

院生が院の生活でするべきことは、

  • 臨床心理士の卵として、カウンセリングや支援の実践を学ぶ
  • 自身で振り返ったり、他の専門家に意見を聞きながら技能を磨いていく
  • クライエントのためにも周りの人のためにも、自分の心身の体調を万全にしながら続ける

だと私は思います。

 

自分の生活や心身のバランスが保てるように、自分自身や経済状況と相談して時間をどう使うか。

よーく考えたいですね。

 

おわりに

院生の生活のイメージが具体的になったでしょうか?

 

これまでの臨床心理の院生が平日の講義以外に時間を費やしている4つのことをまとめます。

大学院のカウンセリング機関の業務をする

→電話受付(相談)、面談の陪席、ケースを持つ、記録を書く・まとめる

学外実習に行く

→さまざまな実習先、さまざまな頻度で行く

 

研究や自分の知識を増やす

→学会、研究会、勉強会に自主的に参加する

バイトをする

 

かとりーぬ
①と②は臨床心理の院生全員する必要あり!

③と④は自分で選択できるね!

 

 

ということで、院生になると自動的に必要となる業務自分でどうするか選ぶことで院の生活が出来ています。

 

 

どんなカウンセラーや研究者になりたいのかを考えながら、どんな院生生活をしていくか決めていきましょう。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

 

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かねごん

かねごん

臨床心理学専攻の女子大学院の1年生(アトピー療養のため、1年間休学してました)。富山出身、晴れた日に見える立山が大好き。好きな歌は阿部真央の「Believe in yourself」。趣味は料理、カフェ巡り、美術館巡り、読書、スポーツ、旅行などなど。自分のからだのために、主に和食なごはんを手作りしてます♪

 - 臨床心理士 大学院, 院生活

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